夏泊半島を縦走する「野内畑越線林道」の北側に位置する「大栗山・275.0m」と「冷水山・228.6m」をポタリングしながら登山。地元古老は「大栗山さは、小学校の行事で東田沢漁港口から登ったョ!!」との事。距離的には野内畑集落からの方が断然近そうだが前者の方が整備されてた様子。

【 冷水山には防衛庁から防衛省移行の歴史的ロマンが!! 】 

「冷水山」は防衛省の施設でもあるのか、連絡路の終点まで2車線コンクリート舗装。しかし斜度が15%以上で終点には「トラの檻」の様な柵で囲まれた空地がある。

  山頂まで道のない藪を進むと旧書体で「防衛庁」石柱。裏には「境界見出標」の番号が付けられ55~58番まで確認。58番は旧書体で「三等三角点」と彫られ「防衛庁」発足の昭和29年と合致する。後の「防衛省」発足は平成19年。

吉田・重光会談を契機に保守3党(自由党、改進党、日本自由党)は何度となく折衝を行い、54(同29)年3月には、防衛庁設置法案と自衛隊法案のいわゆる防衛2法案が閣議決定され、同年6月2日国会で成立し、同年7月1日に施行されるに至った。こうして戦後初めてわが国に対する武力攻撃に対し、外国と戦うことを任務とする組織が誕生した。)


大栗山行程スライド


冷水山行程スライド

「浅虫ホタル湖」から平内町「引ノ越山」通り「夏泊半島一周」。平内地区「増田」へ抜ける狭く荒れた林間道路(県道269号)が今年いっぱい工事中。幅2~3mの荒れた急坂が拡幅で3倍ほどになる様だが林道ファンにはちょっと淋しい。

 改めて平内町山口地区から「内童子」通り「夏泊半島」へ。電動アシストMTB購入から5年。「電源OFF」での走行テストを兼ねて里山巡り。上り坂は流石に辛く、帰還した宇宙飛行士並みの負荷。電源ONで「むち打ち」になるほどぐいぐい引っ張り有難味を再確認。90km 走るも節約走行で自宅到着時のバッテリー残30%。バッテリー寿命4年らしいが購入時と走行距離は殆ど変わらず。


再度訪れて見ましたら…。中間地点は沢の水で大きく削られ通行不能。
再度訪れて見ましたら…。中間地点は沢の水で大きく削られ通行不能。

 平内町の「野内畑越林道」線の「水ケ沢山」へ至る入口。緑が濃い季節は鬱蒼とし近寄りがたいが、芽吹き始めは林道奥地まで日が差し安心だ。林道は山頂への作業道らしくキャタピラ痕あり、ジムニークラスで両サイド傷だらけ覚悟なら山頂まで行ける。一部急坂ながら殆どダラダラ、クネクネで登山なら退屈な道だ。三合目付近で何と!! ロードバイク山菜採りおじさんに遭遇し感激。山口地区の方で帰路、東田沢で又々出会い、暫し自転車と山菜談義。いつもの「稲生幼稚園」で昼食中、轟音とともに目前にドクターヘリ着陸のハプニング。患者さんの全快を祈るばかりだ。